財布にまつわる迷信に惑わされていませんか?
- なかなかお金が貯まらない。
- 毎日頑張っているのにどうしてお金が増えないのか。
- 買いたいものも買えずに何のために生きているのか分からない。
- お金がなければ人生を幸せにすることなんて出来ないじゃないか。
こんな悩みを抱えてる人って意外に多いのではないでしょうか?自分自身も悩んでいるくらいなので、おそらく多くの方が悩んでいる問題なのかな。そんな気持ちでこの記事を書いています。
お金と言えば、それをしまう財布という存在は欠かせないもの。今回は「財布とお金」という視点で見ていきたいと思います。
財布とお金
お金を貯めたいと思った人にありがちな事は、財布を新調すること。気に入るデザイン、ずっと憧れていて欲しかった財布など、普段使う機会が多い財布をお気に入りの物にすることで、毎日の生活に活力が湧いてくるきっかけになるかもしれません。
しかし、財布を新調することの目的が"金運アップ"なら、財布の新調は考え直しても良いかもしれません。
- 長財布の方がお金が貯まる
- お札の向きを揃えて入れるとお金が貯まる
- 財布は安物だとお金が入ってこない
他にも様々な迷信がありますが、いったい誰が言い始めたのでしょうか。話のネタにはなるかもしれませんが、結局はそれだけです。
「お金が貯まる人は、安い財布でもお金が貯まる」、逆に「お金が貯まらない人は、高い財布でもお金が貯まらない」。お金が貯まるかどうかは、財布で決まるのではなく、本人がどのような行動を取るのか、という結論に辿り着きます。高い財布や金運アップのアイテムに頼ることなく、「無駄遣いをしない仕組み」を整え、「貯まる仕掛け」を作ることが大切になっていきます。
今日から始める財布を使った無駄遣いをしない仕組み
「無駄遣いをせずにすむ財布」ってどんな財布?と自分の経験と照らし合わせて考えてみてください。
幼い頃は少ないお小遣いを握りしめ、どうやって安くお菓子を沢山買えるか、頭を抱えていました。しかし、大きくなるにつれて扱う金額の量が増えるようになると、本当は必要のない分まで多く買ってしまい、後で後悔してしまうという出来事が増えていました。
人は自分の手元にある金額に見合った消費をすることで、満足感を得ている傾向にあります。逆に言えば、「安い財布に少ない金額」という組み合わせが理にかなっています。
手元に高い財布を置くと、確かに気分も自己肯定感も高まるのでそれ自体は良いことです。しかし、財布に見合った服やアクセサリー、そして食べる物まで高級志向になる可能性があることも忘れてはいけません。収入が増えていない状態で支出が増えれば、勿論お金は貯まりません。
支出において「自分にちょうどいい水準」を設定するのに、財布を活用して、自然に無駄遣いを減らしていきましょう。
お金が貯まる仕掛け
今使っている財布の中にどれくらい現金が入っていますか?私は1万円以上は入れないようにしています。その理由は簡単で、1万円入っていれば1万円の中でやりくりしようと考えるし、逆に5000円しか入っていなければ5000円の中でどうにかやりくりしようと考えるからです。
そんなわけで私の財布の中はいつでも8000円ぐらいを目安に現金を入れています。何かあった時の為に現金を入れておかないと不安という気持ちはよく分かりますが、いざという時はクレジットカードに頼ればいいと個人的には思っています。
少ない金額の中でやりくりするという制限をかけることで、何かにつけて買っていたお菓子やジュースといった買わなくても我慢出来る物の存在が浮き彫りになるかもしれません。
1回1回の購入単価は安くても、1週間単位、1ヶ月単位、1年単位で考えると、それなりの貯金金額を捻出出来る可能性があることに気付くはず。
まとめ
今回のテーマは、いかに支出を減らし貯金に回すお金を捻出するかということ。
普段使っている財布の使い方に目を向けると、まだまだ捻出出来るお金が眠っている事に気付けるはず。
しかし、貯金とは人生を豊かにするためにするものであって、貯金それ自体を目的にするとどこかのタイミングで破綻してしまうかもしれません。
まずは無理のない、ストレスの少ない貯金計画で人生を豊かにしていきましょう。